.
ぷりんてぃ
んと.
.
.
.
.
遊ぼうよ!
.
第3話.
.
ふわふわ︱
.
ぷっ
かぷっ
か.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ふわふわ.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ぷぎゃ
ぷぎょ
ぷにゅ
.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
あれ︱
.
なんだか楽しそうな声が聞こえてきますね
。
.
ぷっ
かぷっ
か.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ふわふわ.
.
.
.
ぷり︱
ん♪ 
 
.
おやおや.
なんだか気持ちよさそうですね
︱
♪.
そうです、
.
ぷりんてぃ
んたちは時
     々
こうしてお互いにおし
     ゃ
べりをしながら、
お空高くゆ
     っ
たりと、
ふわふわお散歩をしま
     す
。
.
えっ
?
.
どうしてかっ
て?
.
それはね、
お日さまや雲さんの近くできら
     めきを体い
     っ
ぱい浴びて
     、
愛のエネルギ︱
を体中にい
     っ
ぱいためているのです
。
.
ほら、
.
楽しいおしゃ
べりも聞こえてきますよ
。
﹁
こんにちは、
お日さま
     、
今日も僕たちは元気です
、
ぷぎゅ
﹂
﹁
あれあれ?
.
鳥さん、
どこいくの
?
.
ぷにゅ
﹂
.
鳥さんは答えます。
﹁
私は今日は忙しいの。
向こうのお山までお買
     い物よ
     
     
     ﹂
﹁
わあ、
それは大変だ、
ぷりん
﹂
.
お日さまも雲さんもニコニコ笑
     っ
て、
ぷりんて
     ぃ
んたちを見守っ
ています
。
.
楽しいおしゃ
べりや、
笑い声が風にの
     っ
て、
ひびきます
。
.
うれしいひととき、
ゆ
     っ
たり、
のんびり、
いい気持ち
。
.
ぷっ
かぷっ
か.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ふわふわ.
.
.
.
ぷり︱
ん♪ 
 
.
さて、
さて、
.
とっ
ても楽しそうな、
ぷりんて
     ぃ
んたちのお空のお散歩
。
.
そのようすを、
﹁
わぁ
!
﹂
﹁
わぁ
!
﹂
.
・
・
・
と、
.
ミ︱
ちゃ
んと、
クロミ
     ︱
ちゃ
んが見上げています
。
.
ふたりとも、
びっ
くりして
     、
お目々
を、
ぱちくりです
。
﹁
ねぇ
、
クロミ︱
、
ぷりんて
     ぃ
んたち何をしゃ
べっ
てるのかな︱
?
楽しそうだね
     
     ﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
うん、
そうだね、
なにをし
     ゃ
べっ
てるのかな
     
     
     ︱
?
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んも答えます
。
.
ぷっ
かぷっ
か.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ふわふわ.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ぷぎゃ
ぷぎょ
ぷにゅ
.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
楽しい、
楽しい、
ぷりんて
     ぃ
んたちのお散歩
。
.
そのようすをながめているうちに
     、
ミ︱
ちゃ
んはだんだんと、
好奇心がうずうずしてき
     ました
。
﹁
ねぇ
、
ねぇ
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
うん、
なに?
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは答えます
。
﹁
ねぇ
、
ねぇ
、
クロミ︱
、
ぷりんてぃ
んが飛べるんだから
     、
もしかして
     、
わたしたちもお空を飛べるんじ
     ゃ
ないかな
?
﹂
﹁
えっ
?
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは、
び
     っ
くり仰天して、
目をぱちくりです
。
.
目をぱちくりして、
ミ
     ︱
ちゃ
んを見つめます
     
     。
﹁
え︱
︱
︱
、
.
え︱
︱
︱
︱
︱
︱
、
そんなのむりだよ
︱
﹂
﹁
無理じゃ
ないよ、
大丈夫だよ
     。
やればできるよ
     、
やっ
てみようよ︱
﹂
.
思い立っ
たら、
すぐに行動するのが
     、
ミ︱
ち
     ゃ
んのいいところです
。
﹁
よし、
やるぞ︱
﹂
﹁
え︱
、
ちょ
っ
と待っ
てよ
     ︱
。
あっ
、
ミ︱
、
ち
ょ
っ
と待っ
て︱
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは駆け出しました
。
.
クロミ︱
ちゃ
んもあわてて後を追います
。
.
さて、
さて・
・
・
 
 
.
静かな、
静かな森の奥
。
.
そこにある大きな岩の上から
     、
ミ︱
ちゃ
んは思い
     っ
きりジャ
ンプしました
。
﹁
よし、
いくぞ︱
、
.
えい︱
︱
︱
、
.
やあ︱
︱
、
.
とベ︱
︱
︱
︱
﹂
.
だけど、
すぐに、
.
ヒュ
︱
︱
︱
、
.
.
ビダン
!
.
ミ︱
ちゃ
んは、
地面に大激突です
。
﹁
きゃ
︱
︱
、
.
痛っ
たあ︱
︱
い!
﹂
﹁
もぉ
、
だから言っ
たのに
     
     ︱
︱
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んはちょ
っ
とあきれ顔です。
.
だけど、
ミ︱
ちゃ
んはあきらめません
     
     。
﹁
だいじょ
うぶだよ、
いまのはち
     ょ
っ
とやり方が悪か
     
     っ
ただけだよ。
.
よし、
もう一度!
﹂
﹁
あっ
、
ちょ
っ
と、
ミ
︱
・
・
・
﹂
.
ジャ
︱
︱
︱
ンプ!
.
ヒュ
︱
︱
︱
、
.
.
.
ュ
︱
︱
︱
︱
.
.
ビダン
!
.
ミ︱
ちゃ
んはまたまた地面に大激突
     
     
     !
﹁
痛っ
た︱
︱
い!
﹂
﹁
ねっ
、
だから、
ミ︱
・
・
・
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは心配顔
。
.
だけど、
ミ︱
ちゃ
んはあきらめません
     
     
     。
﹁
だいじょ
うぶ、
もう一度
!
﹂
.
ヒュ
︱
︱
、
.
.
.
ビタン!
.
ヒュ
︱
︱
、
.
.
.
ビタン!
.
・
・
・
・
・
.
・
・
・
・
・
・
・
・
.
ミ︱
ちゃ
んは何度も何度も挑戦しましたが
     、
そのたびに
     
     
     、
.
ヒュ
︱
︱
、
.
.
.
ビタン!
.
・
・
・
と地面に大激突です
。
.
さすがのミ︱
ちゃ
んも
     、
ちょ
っ
としょ
んぼりです
     
     。
﹁
う︱
ん、
やっ
ぱりダメなのかな
︱
﹂
﹁
ね、
ミ︱
、
だからまた今度にしようよ
     
     ﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んもミ︱
ちゃ
んをなぐさめます
。
.
ふたりは空を飛ぶのをあきらめかけました
。
.
と、
.
そのときです。
﹁
ぷぎぃ
、
ぷぎゅ
、
.
だいじょ
うぶだよ﹂
﹁
そうだよ、
だいじょ
うぶだよ
、
飛べるよ﹂
.
突然・
・
・
.
突然、
ずっ
と、
ずっ
と上の方から声がひび
     きました
。
﹁
えっ
?
﹂
﹁
えっ
?
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んは思わず空を見上げます
。
.
そうです、
.
もうお分かりですね。
.
声はお空のぷりんてぃ
んたちのものでした。
.
ぷりんてぃ
んたちが、
にこにこと笑
     っ
て、
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んを見ています。
.
そして・
・
・
.
・
・
・
・
・
・
・
.
・
・
・
・
・
・
・
・
・
 
 
.
わぁ
、
.
ほらほら、
見てください
     
     。
.
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んは、
ぷりんてぃ
んたちの力をかりて、
空を飛んでいます
。
.
二人とも大喜び。
.
大はしゃ
ぎ!
﹁
わぁ
、
やっ
た︱
、
やっ
た︱
、
飛んでる︱
、
気持ちいい
     
     
     ︱
﹂
﹁
ほんと、
すごいすごい
     。
高く高く飛んでる︱
﹂
.
お日さまも話しかけてきます
     
     。
﹁
やぁ
、
よかっ
たね、
ミ
     ︱
ちゃ
ん、
クロミ︱
ち
ゃ
ん﹂
.
雲さんも、
小鳥さんも
     、
ミ︱
ちゃ
んとクロミ
     ︱
ちゃ
んを見守っ
ています
。
﹁
わぁ
、
みんな、
こんにちは
     
     ﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
はじめまして、
みんな
     
     、
こんにちは﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んもごあいさつ
。
﹁
ぼくたちといっ
しょ
にお空のお散歩だ
     、
ぷりん
     
     ﹂
.
.
ぷりんてぃ
んたちもにこにこと笑
     っ
ています
。
.
ぷっ
かぷっ
か.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
ふわふわ.
.
.
.
ぷり︱
ん♪.
とっ
ても、
とっ
ても楽しいお空のお散歩
。
.
ねっ
、
みなさん。
.
みなさんもよく晴れた日にはお空を見上げ
     てみてください
。
.
もしかすると、
ぷりんて
     ぃ
んたちといっ
しょ
にお空のお散歩が出来るかも知れませんよ
!
.
ファ
ンタジアランドではよくこういう不思
     議な出来事が起こるの
     です♪
.
よかっ
たね、
.
ミ︱
ちゃ
ん、
.
クロミ︱
ちゃ
ん!
 

 
 










