○ 第1章(続・続)
  そして、まじかる☆エンジェルは誕生する!☆

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第1章
よくあのとき悲鳴を
あげなか
たわよね
美也子は目の前をく
るるん
くるり
と右に行
たり
左に
たり
下に行
上に行
たり
るくる
くるくると飛
び回
ているトトプト
を眺めながら思
本当に楽しそう
いつのまにか
トト
プトの周りには
黄色
大揚羽
おお
あげは
小揚羽
あげは
たくさんの
が集まり
にふわふわと飛び交
ている
さすが
愛の妖精よ
美也子は小首をかし
げた
愛と幸せの妖精
あんまりそうは
見えないけど
くす
と笑い
両手
でカバンを持
たまま
こん
と肩をすく
めた
トトプトは美也子の
目の前の空中で
ふわ
と動きを止めた
彼女の方へと向き直
あれ
なに
也子ち
なんかね
美也子は笑
なんか
とだ
まされち
たかな
トトプトは
おろおろ
誰に
トトプトに
トトプトはますます
おろおろ
おろおろ
なんで
美也子は
おろおろ
おろおろとするトトプ
トがなんだかおかしく
かわいくて
と意地悪をしてみた
くな
あのとき
愛をお届けにきました
なんて
突然
言うし
でも
トトプトは体を起こ
した
ぷにぷにお手
あわてて
ぱたぱ
たと上下に振りながら
でも
でも
あのとき
美也
子ち
愛が欲しい
そり
たけ
どね
美也子はに
と笑
でもな
そん
なに本気で言
たわけ
でも
そんな
ことないよ
トトプトはさらにお
を上下に
ぱぱぱ
ぱたぱた
ぼくね
ど美也子ち
んのおう
ちの上を通り過ぎると
きにね
うどその
声を聞いて
この
人だ
て思
たの
言葉だけじ
いよ
美也子ち
んの
中にあるなにかを感じ
美也子ち
の心の中に眠
ている
きらきら
きらきらと
したなにか
あのね
愛と幸せの
宝石を感じて
れが見えたの
れでね
探してた
のは
この人だ
たんだよ
美也子はくす
と笑
うそば
かり
ほんと
だよ
ほんと
そうだよ
ほんとだ
美也子は首を左にか
たむけた
でも
まあ
悪い気
はしない
ほんとうに
あのとき
あの夜の驚
きとい
たら
あの
ぼく
の妖精です
まじかるランドから
来ました
愛と幸せの妖精ぷり
んて
です
名前
トトプトといいま
その
なにか
自称
愛の妖精ぷりん
トトプトは勉
強机の上
黄色い便箋
の上で
ぺこり
と頭
をさげた
こんと小さな両
を体の前で合わせ
ても丁寧なご
あいさつ
でも
でも
也子は
ただ
ただ
ぼうぜんとするばかり
しばらくのあいだ
ぽかんと口を開けた
まま
その小さな
やつや
ぷよぷよの妖
精をぼうぜんと見つめ
ていた
妖精は顔が
つる
ぷよん
としていて
下の辺りが
ふんわり
むに
ぽこん
と出
丸くな
いる
そこについた
こんとしたお口
小さなお目
体も同じく
つる
ぷよん
としていて
うど背中の辺りが
ぱり大きくこぶの
ように
ぽよよん
盛り上が
ていた
そして
短く
小さ
先の丸ま
た手足
ぷに
ぷに
の手足
なんだか
ゼリ
つく
たお人形みたい
指でさわると
ぽに
ぽに
ても気
持ちよさそう
ぷにぷにの
小さな
明るいピンクのゼリ
のような
お菓子のよ
うな
妖精
しばらくして
美也
子はは
として我に返
ると
遅ればせながら
思わず
いう悲鳴がのど元まで
出かか
見たこともない妖精
が机の上で当たり前の
ようにし
ている
でも
でも
おずおず
生懸命
頭をさげて
ごあいさつをしている
ゼリ
のような小さな
妖精の
後頭部
を見
ていると
なんだか声
を上げたら悪いような
気がした
不思議と気持ちが徐
に落ち着いてくるの
を感じた
もしかすると
もう
このときには
不思議
ぷりんて
魔法にかか
ていたの
かも知れない
あの
ピンク色の妖精は顔を
あげ
不安そうに言
ぷにぷに
つやつや
のお顔
うん
美也子はつぶやいた
と気持ちが落
ち着いてくると
なん
だか目の前の出来事
すべてを受け入れるこ
とができるような気が
した
妖精
愛の妖精
と息を飲み込
椅子に座りなおし
とにかく話を聞いて
みよう
こん
と顔を上
げた妖精を見つめ
トトプト
ぷりんて
トプト
ていうのが
きみの名前
なの
小さな妖精は
こく
とうなずいた
うやく少し安心したの
かも知れない
その顔
にこ
とした笑顔
が浮かんだ
うん
うん
こんにちは
ぼく
ぼく
トトプト
トトプトが名前
それ
でね
あの
はじ
めまして
ぼく
愛の
妖精です
愛と幸せの
妖精ぷりんて
とま
美也子は片方の手を
かざし
反対の手の指
先を額に当てた
少しだけ
頭の中を
くりと整理した
トトプト
トト
プトが名前
それで
この子は愛の妖精
妖精
ぱりあの妖精よね
うん
そうよね
愛と幸せの妖
精ぷりんて
よし
と美也子は心
の中でつぶやいた
よし
美也子は静かに息を
つき
もう少しだけ気
持ちを落ち着けた
どきどき
どきどき
と心臓が高鳴
ている
妖精
愛の妖精
愛と幸せ
の妖精
という言葉が
頭の中に繰り返し響き
渡る
どきどき
どきどき
とする
トトプトはもうす
かり安心した様子で
にこにこ
にこにこと
ている
ぷにぷに
つやつや
のお顔で
かわいい
美也子は
こほん
と咳払いをした
落ち着かなき
両方の手の指先を机
の端についた
その愛の妖精さんが
妖精さんがい
たい
とだ
け身を乗り出し
トト
プトを見つめた
それで
あの
その愛の妖精さん
妖精さんが
私になにかご用
あのね
美也子がたずねると
トトプトはふいにまじ
めな顔つきにな
うん
トトプトは
息を飲み込み
小さな
お手
をぎ
と内側
に丸め
あのね
いま
世界
は危機にひんしている
美也子はぼうぜんと
トトプトを見つめた
あのね
世界は
とま
美也子はふたたびト
トプトを手で制し
対の手の指先を額に当
てた
ふたたび頭が混乱し
ていた
あまりに意外
予想もしていなか
た答えに
頭がふた
たび
ぐるぐる
ぐる
ぐると混乱する
世界
界が
危機にひん
している
世界
世界
なに
世界
あのね
世界は
美也子は
ごくん
とつばを飲み込んだ
世界
あの
世界
あの
世界はね
いま危機
にひんしてるの
そうね
美也子は笑
はは
そうよね
ろいろと
いろいろと
大変らしいものね
はは
もう時間がないの
はは
まじめに聞いて
はい
美也子はし
きん
と背筋を伸ばした
トトプトはそれまで
とは打
て変わ
とした眼差し
ても
つぶらな小
さなお目
を一生懸命
としただけ
美也子を見つめた
美也子は
ごくん
とつばを飲み込んだ
トトプトは話をはじ
めた
トトプトの話による
この世界にはここ
とは別の
ぷりんて
んたちの世界
ぷりん
んたちの国がたく
さんあ
そのうち
の一つが
トトプトの
ふるさと
まじかるラ
ンド
だということだ
ちなみに
ぷりんて
んたちの世界は
の世界をそ
と包み込
むような形で
空のか
なたに存在しているら
しい
でも
人間はそ
のことに気づいていな
いだけ
とのこと
ぷりんて
んは世界
のはじまりの頃から
この世界にいて
の心と心がそ
とふれ
たとき
と動物
動物と
動物たち
植物と人
のふれ合い
のは
ざま
の中
そう
したものの中から生ま
れてくる愛のきらめき
そのきらめきの中か
ら生まれてくるもの
それが
ぷりんて
なのだという
心のきらめきそのも
愛のきらめきその
もの
それが
ぷりん
なのだという
だから
ぷりんて
んは愛の妖精だし
と幸せを人
のもとへ
と運んでくることので
きる妖精
ふだんは目には見え
ないけれど
この世界
に様
なきらめきが満
ちているように
ぷり
んて
はこの世界
のいろいろな場所にい
ぱい満ちていて
動物たちを
植物を
この世界にあ
ありとあらゆるも
のをいつも
と見
ている
とのこと
愛のきらめきが
ぷりんて
の心の数だけ
愛の数だけ
ぷりんて
んはこの世界に存在
している
むかしから
とむかし
から
いままで
でも
とトト
プトは目を伏せて
美也子はその姿に知
らず
と胸が
締め付けられるような
気がした
トトプトは本当にし
んぼりとしている
美也子は
手をにぎり
と息
を飲み込んでいた
でも
この何十年か
のあいだに
急速にこ
の世界から
心のきら
めきが
愛のきらめき
が失われてい
ている
のだという
虚無とカオス
混沌
が急速に人
の心の中
に広が
ている
この世界に満ちてい
る様
なきらめきの中
から生まれてくるのが
ぷりんて
だから
ぷりんて
もどんどんと数が
ていて
このまま
だと世界から
ぷりん
んがいなくな
しまうかも知れない
もし本当にぷりんて
んがすべていなくな
てしま
たなら
界から
の心の中
から
ありとあらゆる
ものの中から
きらめ
きが失われて
心の中は永遠に闇に閉
ざされてしまう
そこに残るのは
虚無とカオス
混沌
ねたみ
憎しみ
そのほかあらゆる
闇が心をおおい
はお互いに思いや
慈しんだり
愛し
たりする気持ちを
忘れ
すべて自分の欲
望のままに
お互いを
傷つけあうようにな
てしまう
本当は心の中に誰も
が持
ている愛の宝石
が闇につつまれて
本当は誰もが
すて
きなきらめきをも
エンジ
ルなのに
その先にあるのは
破滅
滅亡
世界はわずかなあい
だに滅亡への坂道を転
がり落ちてい
てしま
特にこの数年は
すますものすごい勢い
世界から
きらめ
きが失われてい
てい
まるで見えない強い
力が働いているかのよ
うに
だから
だからね
だからぼ
くたち
ぷりんて
の長老はね
まじかる
ランドの中からぼくた
ち子供のぷりんて
を選んで
地上へと派
遣したの
ぷりんて
んの中で
子供のぷりんて
んは特に大きなきらめ
きを持
ているから
それでね
トトプトは美也子を
見上げた
彼女は思わず
ドキ
とした
どきどき
どきどき
とする
やだ
たら
トトプトは小さなつ
ぶらなお目
で美也子
を見つめる
それでね
それ
長老は言
たの
もうあまり時間は残
されていない
でも
まだ間にあう
だから
の中か
ら特に大きなきらめき
を持
愛と幸
せの宝石を持
た人を
見つけて
本当の
心のエンジ
ルを見つ
けて
ぼくたちの力を
分け与えてあげて
そのエンジ
ルの子
たちを助けて
闇に曇
た人
の心を
のよごれた心をき
れいにしてあげて
誰よりも強いきらめ
きを持
たエンジ
の子たちと協力して
少しずつ
少しずつ
この世界にきらめきを
取り戻してきて
まだ間にあうから
あのね
だからね
だから
ぼく
こに来たの
美也子は
ぽかん
としてトトプトを見つ
めた
とま
それ
ごく
とつばを飲み
込む
あの
それ
私が
うん
トトプトは笑
うん
そうだよ
とま
美也子は椅子の背も
たれに体をあずけ
と少しだけ後ずさ
とま
そんなんじ
ううん
トトプトは
ふるふ
ふるふる
と顔を
そんなこと
ない
ぼくには分かる
んだ
ぼくには感じる
君は
他の誰
よりも大きなきらめき
を心に秘めている
と幸せの宝石を持
いる
自分ではまだ気
づいていないかも知れ
ないけれど
あの
トトプトはふわ
机の上から浮かび上が
くりと
でも
と美也
子の前まで飛んでくる
ふいに美也子とトト
プトのあいだの空中に
キラキラ
キラキラと
したステ
クが浮か
び上が
映像
ではなか
それは確かにそこに
空中に浮かんでいる
それは先に二つのハ
トが水平に交わ
てい
キラキラ
キラキラ
と輝いている
これを受け取
だからさ
そこがだまされた気が
するのよね
どうし
てさ
美也子は空き地の中
をま
すぐに続く一本
道を歩きながら
両手
で持
た通学カバンを
とだけ
と振り上げた
中に入
た筆箱が
ガチ
と小さな音
をたてる
てさ
あのときトトプト
これを受け取
ていうだけで
あのステ
クが何な
のか
てこと
ぜんぜ
ん説明しなか
たじ
ない
美也子はちら
とト
トプトへと目を向けた
トトプトは彼女の顔
のすぐわきを
ふわふ
ふわふわ
と飛ん
でいる
その周りには
たくさんの蝶
でも
トトプトは
も困り顔
美也子はくす
と笑
いいけどね
美也子は空中に浮か
んだステ
クを本当
に自然に
知らず知ら
ずのうちに手にと
いた
とむかしから自
分のものであ
たかの
ように
とむかし
から知
ていたもので
たかのように
当に自然に
気がつい
たときには
と両
方の手にと
ていた
その瞬間
ふいに美也子の体は
キラキラとした明るい
光につつまれていた
体の奥の奥
と心
の奥底からあたたかな
ものが込み上げてくる
なに
美也子はす
と目を
閉じた
これまで感じ
たことのない
きらき
きらきらとした光
を感じる
自分の中にねむ
いた光
きらめき
愛と幸せの宝石
光はすぐに消えた
すべての光が美也子の
体の中に吸い込まれて
いくかのように
と目を開く
手にはステ
クが
握られている
そのステ
トトプトの言葉を借
りるなら
愛と幸せの
まじか
るステ
には
な不思議な力が
宿
ていた
そのすべての力を彼
女はまだ知らない
トプトもすべては分か
らない
と言
ていた
ステ
クのすべてを
ているのは
ぷり
んて
んの世界をつか
さどる女王さま
だけ
らしい
特に大きな
重要な
力は
トトプトから教
たある
ことだま
を唱えながらステ
クを振ると
ステ
クに
あること
が起
こり
そこからあたた
かな
まぶしい光がは
なたれるというもの
誰にでも出来ること
ではない
という
クに選ばれた特
別なエンジ
ルだけが
できること
はなたれた光は美也
子をそ
とつつみ込み
彼女に不思議な力を与
える
愛のきらめきの力
ぷりんて
んの力
なにより
彼女自身
が本来も
ている力
愛と幸せの宝石の輝
ステ
クの光は彼
女の姿をも変えた
はじめての晩
トト
プトに言われるままに
ステ
クを振
た後
美也子はその自らの変
化に驚き
とまどいを
感じずにはいられなか
ぼうぜんと壁の鏡に
映る自らの姿を見つめ
学校ではあまり目立
たない静かな自分
でも
そこには別の
自分がいた
これが
とまどい
それでも
体の奥底
から湧き出してくる
無限の光の感覚はあた
たかか
どこかな
つかしいものを感じた
これが
髪の色も金色に変わ
服もピンクを基調
とした独特のコスチ
ムへと変わ
ていた
左右それぞれの胸当
ての形はハ
そのハ
トとハ
が胸の中ほどで接し
やわらかな形をつく
ている
それは
ぷりんて
を象徴する形だ
トトプトは言
でも
正直に言うと
この胸当てだけは
まだに美也子は
とどうかな
と思
ている
美也子は鏡を見つめ
ていた
として後ろを振
り返ると
そこにはト
トプトがふわふわと浮
かんでいた
トトプトは
りと笑い
美也子ち
行くよ
その晩から
美也子
まじかるエンジ
としての活躍がは
じま
まじかるエンジ
に姿を変えているあい
美也子はトトプト
と同じように宙に浮き
空をかけることができ
すごい
気持
ちいい
眼下の町並みが小さ
小さく見える
な場所で
のよごれたエンジ
さん
を見つけ
心を
きれいにした
日本中
どこにでも
トトプトの不思議な力
一瞬のうちに
レポ
瞬間移動
することができた
この突然あらわれた
不思議な少女の活躍は
翌日からすぐに新聞の
紙面をかざり
テレビ
のニ
スの話題を独
占した
髪や服装は変わ
いても
顔は素顔のま
でも
トトプトがい
うには
ぷりんて
の魔法の力によ
感覚がずらされ
たと
え美也子をよく知
いる友達でも
まじか
るエンジ
ルと美也子
が同一人物だとは
たいに分からない
とのことだ
美也子の活躍は
じかるエンジ
ルの活
躍は
毎晩のように続
いた
でも
自宅の自室に
戻り
変身
を解き
もとの姿に戻
た後
美也子は決ま
とした自己嫌
悪に陥
頭に浮かぶのは
じかるエンジ
ルに寄
せられる人
の声援
まじかるエンジ
がんばれ
俺たち
がついてるぞ
いいぞ
いけ
そして
歓声
おおお
おおお
美也子は自室の壁際
のベ
ドに腰を下ろし
顔をま
赤にした
曲げた両腕を
とすぼめる
なん
で毎回
変身して
いるあいだは
あんな
こと出来るんだろう
はずかしい
おまけに二週間前か
らは
彼女と同じよう
それぞれ
別のぷ
りんて
んから力を授
けられた二人の少女と
出会い
に行
動している
実際には
トトプト
ぷりんて
ん同士
で連絡を取り合い
人を引き合わせた
が本当
いつのまにか
自分
がリ
彼女一人の
まじか
るエンジ
人の
まじかるエンジ
ルズ
にな
そんな生活がもう三
週間
と美也子はた
め息をついた
まじかるエンジ
にな
ているときの自
分は自分ではない
思う
自分ではない
別の
自分
美也子は顔をあげ
両手で持
た通学カバ
ンをち
とだけ
こん
と体の前で振
り上げた
中の筆箱が
ガチ
と音をたてる
くす
と笑
左手の空き地へと目
を向けた
空き地の中
しげ
た草の上
トト
プトがたくさんの
とりどりの蝶
とい
楽しげに飛び
ている
右に
左に
上に
下に
くるく
くるくる
仕方ないか
にこにこ
と笑
ているト
トプトを見ていると
そう思う
にきらめきをふ
りまく
心をきれいにする
愛と
幸せの
まじかるエン
ルズ
でも
それでも
美也子は
青く青く晴れ渡
た空
を見上げ
ため息をつき
思わず
こうつぶやかずにはい
られなか
私の
ふつうの
女学生ライフ