○ 第5章
  そして、戦いがはじまる!!

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なんだ
あいつ
暴走族の一人が怒り
の声をあげた
手に持
た金属バ
トを
ツン
と地面にたたき
つける
俺たちより目立ちや
あいつら
隣にいた革のジ
を着た男が震えた
声をあげる
ずいよ
やつら最近
よくテレビで見る
うるせ
と顔に赤
い縞のペインテ
ング
をした男がぺ
とつば
を地面へとはく
だからなんだ
んだよ
頭をモヒカンに刈り
上げた男は
手に持
たナイフの刃を
ぺろ
となめる
ぺろぺろ
ぺろぺろ
となめる
いいじ
たかが女
ども三人
このナイフ
きれいにむいてや
れば
むくの
は得意だからよ
んごも
女も
ナイフの刃を
ぺろ
となめる
ぺろぺ
ぺろぺろ
となめ
刃の先が
ギラリ
と光
ギラ
ギラリ
ぺろぺろ
ぺろぺろ
ぺろぺろ
ぺろぺろ
へへへへへへへへ
まらね
ドドドドト
ドドドドドドドドド
ドドドドド
というバ
イクの音
他の暴走族たちは顔
を見合わせた
ドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドド
にや
とお互いに笑
みを浮かべた
へへ
そうだよ
へへへ
そうだよ
ガキ
ども相手にしてるより
ぽどいいぜ
へへ
へへへ
へへへへへへへ
ぎらぎらとした目で
丘の中腹へと目を向け
三人のエンジ
の方へと
へへへへ
楽しめそうだぜ
とミフテ
は笑
おばかさんね
くす
と笑みを浮か
ざん
と地面をけ
アミ
コも後につづく
ざざん
三人は
両手を広げ
ゆるやかな弧
をえがき
ばん
と校
庭に降り立
と身をかがめ
ばん
と立ち上がる
ドドドドドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドド
ドド
二十人の暴走族の目
が三人へとそそがれる
ぎらぎら
ぎらぎら
とした目
へへ
へへへへへへへへ
ミフテ
くす
と笑
くすくす
くすくす
と笑う
なんだ
てめ
暴走族の一人が声を
あげた
なにがおか
しい
てんだ
こら
ドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
ミフテ
顔をあげた
くす
と笑う
いけない
子がこんなにい
ぱい
とステ
クを
すぐに前へとのば
した
と前を見つめ
いら
わる
い子たちね
おしおき
してあげるわ
なに
ドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドド
アミ
ミフテ
の後ろに
いた
アミ
はちら
とチ
コへと顔を近づけ
てさ
小さな声でぼそぼそ
ミフテ
に聞こえな
いように
ぼそぼそ
ぼそぼそ
あのさ
てさ
じかるチ
ンジ
変身
するとさ
性格かわるよな
コはくす
はいです
ぱり
ぼそぼそ
ぼそぼそ
ぼそぼそ
くすくす
そうですね
車の
ハンドルにぎると
格かわる人もいるです
アミ
は笑
なるほどね
はいです
二人は
くすくす
くすくす
くすくす
くすくす
アミ
ドキ
二人は
きん
と背筋をのばした
はい
はいです
ミフテ
笑い
いくわよ
二人とも
二人はち
とだけ
お互いに顔を見合わ
と正面に向きな
おう
はいです
ドドド
ドドドドドドドドド
とバイクがふたた
び走り始める
ぐるぐる
ぐるぐる
と二十台近いバイクが
ぐるぐる
ぐるぐる
ぐるぐる
ぐるぐ
と校庭を回りはじ
める
おら
なめんじ
こら
ははははははは
バオ
ザザ
そのうちの三台のバイ
クが向きを変え
ババ
とま
すぐに三人
の方へと向か
てきた
はは
あぶね
あぶね
おら
ミフテ
足を開
と半身に構え
ステ
クをも
た右
手を
と後ろ
へと引いた
アミ
ステ
クを
と後ろへと引く
三人の声がきれいに
そろう
心のよごれたエンジ
ルさん
バア
バア
と迫りくるバイク
二十メ
トル
十五
トル
十メ
トル
はは
おらおら
ほらほら
あひ
三人はふ
と笑
体を弓なりにしなら
ふわ
とス
クを前へと振り
もどす
あなたに
愛のきらめきよ
その瞬間
三人のステ
クの先
水平に交わ
た二つの
トから
ぱあ
とした光が
まばゆい
きらめきが放たれる
三人のステ
クの
先から
三つのステ
クの
先から
それぞれのハ
トの
中から
ぱあ
おお
なんだ
あり
すげ
うわ
おわ
周りで見ていたほか
の暴走族たちの目もく
らむ
でも
それは
ふわ
と包み込むような光
やさしい
やわらか
きらめき
その光が
きらめき
ぱあ
と放たれる
すぐに
バイクで迫りくる三
人の暴走族たちに向か
すぐに
おり
はいです
ミフテ
アミ
コが声をあ
げる
ふわ
走り抜ける光
きら
めき
すぐに
ドドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
バア
迫りくるバイク
うお
うひ
おおおおお
ほらほらほら
ぐご
どん
ぶわ
三台のバ
イクがステ
クのき
らめきにつつまれる
ぶわ
ぱあ
ぐおお
ぎい
うおおお
うおお
ああああああ
あああああああああ
あああああ
あああああああ
三台のバイクはその
場で
ぴた
と動きを
止めた
ふわ
ぱあ
とバ
イクごと
三人の暴走
族たちが明るい光につ
つまれる
光がふわ
と球状に
ひろがる
やわらかな
やさし
い光
あたたかな両腕で
つつみこまれるような
きらめき
まじかるステ
の先からは
なおも
とま
すぐに光が
放たれ続けている
おおおおおお
おおおお
おぐ
ぐあああ
ああああああ
ああああ
ああああ
ああああああああああ
ああああ
三人の体はまばゆい
光にかくれ
きり
と見えなくなる
突然
突然
ふいに
ぶわ
と三人の暴走族た
ちの体から大きな黒い
影が
ぶばばばばばば
と上空
に浮かび上が
ぶわ
ぶばばばばばばばば
ばばば
と浮かび上がる
なんだ
なんだあれは
周りでぼうぜんと見
ていたほかの暴走族た
ちも声をあげる
ぶわわ
ぶばばばばばばばば
ばばばばばばば
ぐぎ
おご
うお
それ
は彼らの心を
つつんでいた
よご
誰もが本来
心の中
にも
ている愛と幸せ
の宝石をおおいかくし
ていた
虚無とカオス
混沌
その虚無とカオス
混沌
が黒い影とな
体の中から噴き
出してきたもの
その
よごれ
は次
に彼らの中から
き出し
ぶわ
と上空
へと舞い上が
黒い影とな
どんどん
どんどん
と舞い上がり
やがて
澄んだ空気の中へと飲
み込まれ
と消え
ていく
彼らをつつんでいた
光も
ふわ
と空気の
中に拡散し
消えてい
バタン
バタン
タン
と彼らが乗
いたバイクが次
に地
面に倒れた
三人の暴走族は
とひざをつき
をがば
と地面にふせ
うずくま
うううううう
ううう
ううううう
ううう
三人のすすり泣く声
が辺りに響いた
おい
おい
どうしたんだ
おい
お前ら
たい
ほかの暴走族たちが
声をかける
だが
彼らは答えな
三人が三人とも
面に顔をふせたまま
小刻みに肩を震わせて
いる
うう
ううう
俺は
なんて
なんてわ
るい奴だ
たんだ
うううう
うううう
うう
うう
ううう
んてひどいことを
ひどいことをしてい
たんだ
ゆるし
てくれ
ミフテ
顔をあげた
ほかの暴走族たちは
ぼうぜんと地面にうず
くまる仲間を見つめて
いる
いつのまにかすべて
のバイクが止ま
てい
おい
うだんは
やめろよ
おい
おい
お前たち
ううううう
るしてくれ
ううう
ううううう
俺は
俺はなん
なんてひどい
奴だ
たんだ
うううううううう
トトプトが
パリポ
ナミクルが
と丘の中腹から三人
のエンジ
ルズのもと
へと飛んでくる
ぷりんて
んたちは
ふわ
と三人のすぐ後
ろで止ま
ミフテ
アミ
トトプトは言
三人はさ
と振り返
トトプトが
パリポ
ナミクルが
こく
とうなずいた
三人も
こくり
うなずきかえす
と正面に向きなお
アミ
ミフテ
は言
いくよ
二人とも
世界に愛のきらめき
アミ
とチ
コは
おう
はいです
ざん
と大地をけり
と三人は駆け出し
ミフテ
は正面に
アミ
は左に
コは右に
ざん
ばば
わあ
わあ
と子供たちの歓声
があが
校舎の三階の各教室
の窓ぎわには
いまや
子供たちがあふれてい
みんな窓から身を乗
り出し
手を振り
を振り上げて
歓声を
あげる
いけ
がんばれ
やれ
わあ
お姉ち
んたち
こいい
すご
こいい
いけ
残りの暴走族たちは
として顔をあげた
ばああ
と走
てくるエンジ
ルたちをにらみつけ
てめ
コは
くす
と笑
いくです
おら
バババ
ババ
バババババババ
一台のバイクがチ
コめがけて走り寄
くる
はいです
ぱん
とチ
コは
地面をけ
ふわり
と空中に浮かび上が
ババ
ザザザ
バイクはその下を通り
抜けていく
なに
コは何メ
ルが上空で
くす
さん
コは
くすく
くすくす
わるい子です
コがおしおきして
あげるです
お尻ペ
ンペンです
てめ
男は
と上を見
上げた
はい
コはステ
クを
と振り
下ろした
えい
ぐぎ
ああ
こん
とチ
コは空中をスキ
スキ
飛び跳
ねていく
スキ
スキ
えい
やあ
はいです
心のよごれたエンジ
ルさんがい
ぱいで
えい
とステ
を振り下ろす
はい
愛のきらめき
です
ぱあ
とした光
ぐわ
おわ
どわあ
どわ
わわわ
アミ
ざん
ばば
と右
に左に駆け抜けていく
この女
こら
まちやがれ
轢くぞ
おら
くぞ
轢くぞ
おら
バババ
ザザ
ドド
ババ
バオ
バババ
バババババ
と前
から
後ろから
右か
左から
斜めから
四方八方から
無数の
バイクがアミ
に向か
ドバ
バババ
バババ
ドゴ
てくる
あひ
うひ
アミ
は笑
すばやく大地をけり
ぱぱ
とそのあいだを駆け抜
けていく
このアマ
うおお
おおおお
うわ
ドゴン
とバイクとバ
イクがぶつかり合う
ドゴン
ドゴン
ドゴ
と次
に何台もの
バイクとバイクがぶつ
かり合い
地面に転が
ていた暴走族た
ちも次
に地面へと投
げ出される
おわ
おお
ドン
ドン
ドン
と地面へと叩きつけら
れる
カラカラカラ
と横
倒しにな
たバイクの
車輪が空回りし
カラ
カラ
カラカラカラ
と音をたてる
アミ
と笑
駆けながら
ステ
クを上へとか
ざした
と白い歯を見せ
ころの
れた
さん
と立ち止まり
くる
と後ろへと振り
ステ
クをば
と振
り下ろし
と体
の前で円を描くように
振り回した
ほり
うぎ
ああああああ
ああ
どわ
ほぎ
ぐわ
このやろう
とアミ
の真後
ろで
一人の黄色いモ
ヒカン頭の男が立ち上
両手にも
ナイフを
ぐわ
と振
り上げる
くたばりやがれ
と振り下ろされ
るナイフ
その刃が
ギラリ
と光る
このアマ
しま
へへへへ
ざま
えい
ドゴン
次の瞬間
アミ
後ろ向きに振り上げた
まじかるステ
クの
先端のハ
トが男の左
ほおを捕らえた
おごあ
モヒカン男は
ぶわ
と吹き飛ばされ
トルほど宙に浮か
どだん
と地面に
叩きつけられた
カラン
とナイフが
何メ
トルも離れた場
所へと落ちる
おわ
モヒカン男は両手で
左のほおを押さえ
面の上で
ぐに
ぐに
とのたうちまわ
鼻から
口の端から
血が流れだしている
ひえ
アミ
はステ
の先で
ぽりぽりと頭
をかいた
男へと近づき
わり
あのさ
頭を
ぽりぽり
りぽり
あのさ
まだち
とかげんが分から
なくてさ
まじかるチ
ンジ
変身
してるとき
てさ
力が何倍にもな
てるらしいんだよな
それでな
あのな
男は
ただ
ただ
と声を上げな
がら
地面の上でぐに
ぐに
ぐに
ぐに
ひで
いで
おお
アミ
は頭をぽりぽ
とステ
クの先を男のおでこへ
と当てた
ほい
ぱあ
とした光
ぐぎ
あああああ
やあ
ミフテ
の声が響く
はいです
コの声も響く
つづいて
アミ
の声
いつのまにか
いつのまにか
ほと
んどの暴走族が校庭に
倒れていた
いや
れているのではない
ひざをつき
地面に
伏し
すすり泣い
ている
うううううう
ううう
なんて
んてひどいことを
おおおお
うううう
俺たちはなんてひどい
ことをしていたんだ
うううう
うう
ゆるして
ゆるしてくれ
残るはた
た一人だ
黒い革のジ
ンパ
を着て
手に金属バ
トを持
た男が
た一人
校庭の中ほど
に立ちすくんでいる
男はぼうぜんと
面に突
伏している暴
走族仲間の姿を見回し
ている
とても
信じられない
とても信じられない
とい
た表情で
ぼう
ぜんと
とミフテ
が一
前へと踏み出した
男から十メ
トルほど
離れたところから
と一歩
アミ
は左右はなれたところ
から
その様子を見守
ている
革のジ
ンパ
の男
として顔をあ
げた
ほんの一瞬
怖れの
色が男の顔に浮かぶ
だが
男はすぐに
ぎら
とミフテ
をに
らみつけた
なめやが
ガン
と男は手に
た金属バ
トで地
面をたたいた
へへ
と金属バ
トを
頭の上へと振り上げる
へへへ
へへへへへ
へへ
とミフテ
の方
へと駆け出した
へへへ
へへへへへ
さま登場
ダダダ
ダダダダダダダダダ
ダダダダ
迫りくる最後の男
ミフテ
は静かなま
なざしで
男を見つめ
ている
とまじかるステ
クを体の後ろへと
引いた
心のよごれたエンジ
ルさん
りん
とした声が響
と体が弓なりに
そり
ぱん
とステ
クが前へと振り戻さ
れる
あなたに
愛のきらめきよ
ぱあ
とステ
クの先から光
きらめきが
とま
すぐ
に走り抜ける
ぐわ
ぐぎ
ぐわ